4/14のラン-追い風を利用しても早くない
今日は夜勤の仕事明けで体も重く、軽く流そうと思ったのですが、結局14km近く走ってしまいました。
今日も強風というか、突風の中でのジョグでした。
向かい風の時は、もう少しで強い追い風で楽になるぞーという気持ちで耐えて走ります。
6km半程走った後、ターンして追い風に変わります。
確かに楽になるので、少しだけ早目に走ってみます。
追い風を受けて、まるで風に乗って飛んでいるような感じです。
ところが結果的に記録を見ると、全然速くないんですね。
上の表で見ると、6kmでキロ4:45、ターンした後の7kmではキロ4:40です。
感覚としては、キロ4分前半くらいかなーと思ったのですが、あれっという感じでした。
原因を考えてみて分かりました。
風に乗っているという意識により、ストライドを伸ばすように走ることになり、その結果、ピッチが少なくなりました。
また跳ねるように走ってしまったことも、速度の低下を招きました。
まず上下動が大きくなり、前への推進力が小さくなります。
また蹴って走ることになるので、後ろ足が伸ばされたまま残り、引き付けも遅くなります。
当然、かかとのお尻への引き付けもできていない訳です。
さらに蹴っているので、結果的にランニングエコノミーも低下しているでしょう。
追い風の罠に乗らずに、基本的なフォームの大切さを実感しました。